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膝の痛み改善方法に下半身トレーニング・膝周辺マッサージ、ストレッチは危険だった。

 

5月26日

来院された方の施術紹介です。

 

患  者

70代 女性

 

 

症  状

右膝痛(内側)

 

 

来院経緯

半年前、膝に激痛。

通常20分で駅到着できるところ

40分もかかる程

膝に痛みがあり辛い状況が続く。

 

当院へ来院する半年間に

3件の治療院へ通院。

 

1件目は整形外科。

「変形性膝関節症・加齢によるものなので安静に」

と告げられる。

 

2件目は鍼灸整骨院。

「筋力低下によるものなので

一緒に鍛えてマッサージをしていきましょう」

 

院内で術者指導のもと

トレーニングを行って後、

膝周囲の筋肉をマッサージ。

 

 

5回ほど通院したが、

回数を重ねるごとに症状が

悪化したため通院をやめる。

 

 

3件目は鍼灸院。

整形外科疾患の他にも

美容鍼灸も取り扱う鍼灸院。

 

膝周囲に鍼治療を施すも、

過去1番に悪化。

 

施術後は立っているのみでも

痛みが強く

明らかに施術前より

痛みの度合いが強くなる。

 

 

不安に思い担当施術師に相談すると

「またすぐに来院してください」と言われ

 

翌日は安静にし、

1日挟んで2日後に来院。

 

 

さらに施術後に悪化し、

歩くたびに右膝の内側がズキズキとひびく。

 

歩いて自宅まで帰ることが

困難になりタクシーで帰宅。

 

 

その後、2週間安静に

最後に通院した鍼灸院いく前の状態には戻り、

なんとか少し歩けるようになり、

 

 

ご近所の方に当院のことを、

紹介されて来院する。

 

 

さて、膝周辺を

触れば触るほど悪化する

「内側膝痛」は

どこを触れば改善できたでしょうか?

 

 

 

結  果

答えは「大腰筋」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

画像は左側を指してますが、

実際に調整したのは

「右の大腰筋」です。

 

 

画像を見ての通り

腰椎(腰の背骨)から

股関節の内側付近まで付いていて

これが縮むことにより

 

股関節から膝まで

内側に捻れてしましい、

 

膝の内側ばかりに

負担がかかっていたことが

原因だったと考えます。

 

結果、これまで治療院で

膝の周辺の筋肉を

施術し緩めることにより

膝に力が入らない

不安定な状態になり、

悪化したと推測します。

 

 

まとめ

膝に痛みがあり

安易に解剖学的観点のみで

膝周囲筋にアプローチすると

場合によっては危険なこともある。

 

 

 

 

もしあなたも同じように

膝に痛みを抱えて

脚全体・膝周辺の

ストレットやトレーニングをしても

改善が見えない場合は、

 

全く別の箇所に原因があるかもしれない。

 

 

あなたのお悩みの症状解決の

ヒントになれば嬉しいです。

 

 

最後まで読んで頂いて本当にありがとうございました。

 

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